【THE NORTH FACE】クライムライトジャケットの万能感は凄い。

今回購入したのが、THE NORTH FACEのクライムライトジャケットです。
このクライムライトジャケット。ゴアテックス仕様のジャケットなのだが、個人的にはコストパフォーマンスが最高だと思っている。 その良さを3つのポイントに合わせて紹介します。
日常に万能感と、ゴアテックスの快適さを。
HE NORTH FACE クライムライトジャケットの良さ日本人の体型に合わせられたサイズ感
このクライムライトジャケットの特徴は、日本で企画されたプロダクトという点です。その為、シャツをボトムにインしない生活様式の日本人に合わせたサイジングになっています。
タウンユースで使用する場合、シルエットが野暮ったくならない為に、着丈の短いTHE NORTH FACEのクライムライトジャケットに注目しました。
特別着丈が詰まっている訳ではないのですが、袖丈に対して着丈がタイトになっているので、自然と腰回りもタイトになります。 日本人はファッション好きの方以外は、基本的にシャツを外に出すスタイルが多いかと思います。加えてこの着丈のタイトさが、私はタウンユースで選ぶ決め手となりました。 これであればジャストサイズで着る事ができます。
THE NORTH FACEの店員の方からもらったアドバイスとしては、少しだけ大きめのサイズを着用した方が良いそうです。 この理由として、クライムライトジャケットは日本人体型に合わせて作られているので、同じTHE NORTH FACEのウェアよりも着丈が詰まったデザインになっているそうです。 因みにドットショットジャケットと比較すると、同じサイズでも2cm着丈が短いです。その為、袖丈の方で合わせてしまうと着丈がタイトになり、デザインが崩れるそうです。
着用する際は着丈で合わせて袖は少しだけ長めに取る、という着方が正解みたいです。 THE NORTH FACEのウェアに関しては普段Sサイズが合うのですが、実際に店員の方からもらったアドバイス通り着用したらMサイズが丁度よかったです。
ゴアテックスでこの価格帯このTHE NORTH FACEのクライムライトジャケットは、ゴアテックス仕様になっています。 ドットショットジャケットは、ポリウレタンコーティングが施されているウェアです。小雨が少々あたる程度なら問題ないが、雨がある程度当たると内部浸透してきます。 そしてゴアテックス仕様ではないので、梅雨時期などで蒸れた気候の際はどうしてもウェア内に水蒸気がこもります。 こもる上に内側がビニール素材の為、肌に直接触れるとベタつく。これが若干不快でした。
このクライムライトジャケットは、ゴアテックスで内側もサラりと快適です。 晴れた日に軽く羽織れるのがドットショットジャケットの良い部分だが、街や雨の日、アウトドアなどの日常使いを総合的に考えれば、クライムライトジャケットの方がかなり取り回しやすくなっています。
そしてゴアテックス仕様でありながら、3万円ちょっとという価格。コストパフォーマンスに優れ、汎用性も高い。
もう一つ検討していたアークテリクスのゼータSLは一回り高い4万円台です。もちろん機能として優れているとは思いますが、私はデイリーウェアとしての要件を満たしているこのクライムライトジャケットで満足しています。
この価格でゴアテックスプロダクトが手に入るのなら、かなり良い買い物になる事は間違いなしです。 もちろんゴアテックス製品であれば完全に安心という訳では無いです。大雨であったり、断続的に雨に当たれば当然濡れてきます。しかし日常で使用する程度であったりタウンユースという使い方であれば、このゴアテックスは何とも心強いものです。 試しに自宅のシャワーで濡らしてみました。
当然こんな感じで、ウェア表面で水滴が弾かれています。もちろん中には浸透無しだ。衣類内部の水蒸気は自然に排出してくれるため、着ていてストレスは無さそうです。
タオルでひと拭きすれば、水分は簡単に取れます。
私は普段の移動だったり、少々の雨であればフードを被って移動します。そのくらい日常にゴアテックスが1枚あると便利だと、実際着用して感じています。
最高の着心地
とにかくこのクライムライトジャケットは、着心地が抜群です。ゴアテックスウェアでありながら、着膨れ感や取り回しにくさを感じません。
ゆとりが必要な部分は適度にゆったりしており、タイト感が欲しい部分は絞られている印象です。
この作りが、キレイなラインを再現してくれます。
ソフトシェルの様な、と言うと言い過ぎかもしれないが、実際そういった風に感じるくらい着心地が良いです。
私はよくバックパックを背負って過ごすことが多いのですが、ショルダーハーネスが干渉しない様に、サイドポケットは少々高めに作られています。始めは少し高い印象を受けましたが、実際手を入れてみると自然に背筋が伸びます。止水ジップではないがベルクロとジップ付きなので、水分の侵入はそこまで心配していないません。しかし、冬場によくあるベルクロと手袋の繊維が引っ掛かるパターンだけは、注意しましょう。
フード部は立体構造になっており、すっぽり頭部を覆ってくれる。後頭部に付いているアジャスターで、フードを絞る事も可能。個人的にちょっと頭が濡れたくない際の移動などに、使う事が多いです。
首元のドローコードでも首回りを調節できます。購入前にはすっきりしているドットショットジャケットと比べてどうなのかと少し心配だったが、実際着てみれば何の問題もなかったです。
裾のアジャスターで、腰回りのバタつきを軽減してくれる。屋外では防塵防寒の役割も果たしてくれる為、真冬などに使う事が多いです。
袖口のベルクロは細すぎず太すぎずという絶妙な太さ。ARC’TERYXのZETA SLは、若干細かった印象なので、こちらの方が好みだ。因みに袖口の裏側もしっかりゴアテックス仕様になっています。
裏面のシームシーリング加工。縫い目から水分が侵入する事はなく、胸元のロゴデザイン部もしっかりしていて、すぐに剥離する事はなさそうです。
このTHE NORTH FACEのクライムライトジャケット。普段使いの1着という観点であれば、最高の着心地なのではないでしょうか。ドットショットジャケットと比べ、格段に長く使用できそうなので、これから長い相棒になりそうです。
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